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● ホームスティ&留学体験談( 定年退職後に3ヶ月間留学をした60代の女性Yさん )

☆「案ずるより産むが易し」

「留学しよう」と決心してからも、一緒に行く人がいないかと探してみたり、慌てて英語を勉強 してみたりと正直言って不安でした。 しかし「案ずるより産むが安し」とはよく言ったものです。ブリズベンの空港に着いて、自分の 名前のプラカードを持った出迎えの人を見たとたん、不安はどこかへ吹っ飛んでしまいました。

☆ 犬のMissy相手に英会話

スティ先の家族は、ご夫婦と大学生の娘の3人と犬のMissy、それに留学生が2人いま した。みんなが顔を合わせるのは夕食の時だけなので、一日にあったことを話しながら食べます。 最初の頃は会話についていけずニコニコとYes、Noとだけ繰り返していました。 私の発音が悪いのか犬のMissyさえ名前を呼んでも相手にしてくれませんでした。 そのうち仲良しになり英会話の練習相手?になってくれました。しかし返事はいつも「ワン!」 なので、会話は成り立ちません。 ある日、ホストファーザーがマザーを呼んできてと私に頼んだので「 Braian calls you.」と 言ったのですが通じない。(正しくは「 Braian wants you.」) こんな簡単なことが… と落ち込む事もありましたが、だんだんとコミニケーションも取れる ようになり、お互いの気持が伝わるようになりました。 食事はやはり肉類が多かったのですが、「日本人は3食ともご飯を食べるんでしょ」と言って よく夕食にご飯を出してくれました。 ホストファミリーが出かけた日曜日は、一緒にスティしている留学生と料理を作って食べたのも 楽しい思い出です。

☆ 罪なチョコレート

語学学校のクラスでは、ヨーロッパ系、アジア系、南米系とそれぞれのお国訛りの英語が飛び 交いとてもにぎやかでした。よくしゃべるのはスイスボーイとブラジルガール。 先生は地元オーストラリア出身ですが、訛りはなく、クリアーな話し方でした。それにどんな お国訛りの英語でも、きちんと対応して発音を直してくれました。 授業で失敗談を話すことになったのですが、なかなか思いつかず悩んでいたら先生に「あなたは 人生経験が長いんだから悩むことないでしょ」と言われ、「年を取ってるって言いたいの?」と 思わず日本語で言ってしまい1ポイント取られました。 そうです、クラスで英語以外の言葉を話すと1ポイントずつ取られ、5ポイントになると みんなにチョコレートをおごるというルールがありました。 生徒を飽きさせない授業と、楽しいクラスメイトに囲まれて自然に英語が耳に入ってくるように なり、恥ずかしがらずに英語を話している自分がいました。

☆ 一人でも大丈夫

私は午前中だけ授業を受けて、午後はフリーでしたので、靴を一足はきつぶす程ブリスベンの 市内を歩き回りました。狭い街ですので、すっかり地図が頭に入ってしまいました。 公園を散歩したり、買い物をしている内に、気軽に外国人に声をかけられるようになりました。 ミュージカルやクラシックのコンサートチケットを電話で予約して(もちろん英語で)、週末に 出かけたり、キャンベラやエアーズロックへ一人旅と、どこへでも積極的に出かけられるように なったのは大きな成果です。 年齢にリミットはない、意欲さえあれば、まだまだ挑戦できることがいっぱいあるという事を 身をもって体験しました。 英語のレッスンを続けながら、次回はもっと長くスティしようと思っています。

 



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